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-30度でもTシャツ一枚でOKなゲルの暮らし

冬のモンゴルのゲル地区の暮らし。
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板で囲った自分の土地にモンゴル・ゲルと小屋を併設している家が多々あります。夏は涼しい小屋に住み、冬は暖かいゲルで暮らすのです。もちろん小屋とゲルそれぞれに別々の家族が住んでいるケースもあります。
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こちら左手の小さな小屋はおトイレ。極寒の冬に屋外ボットントイレなんて!!!と最初は驚愕していましたが、慣れるとなんてことありません。

さて、モンゴル・ゲルがいかに暖かいかというお話しをしましょう。
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ゲルの中央に必ず設置されているのがこのゾーフと呼ばれるストーブ。ゲル全体を暖め、料理や小さなごみの焼却までもこなす優れもの。これは昔ながらの古いタイプのゾーフ。料理をするときは、上の鉄のふたをはずして大なべを設置し、大量に料理を作ることができます。
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このお宅が使っているのは、最近ゲル地区に導入されつつある新型ゾーフ。煙の排出量を抑えるため、政府が補助してゲル地区の家庭に導入しているものです。このように斧で木切れを割って、燃えやすい紙などといっしょに火をつけ、それから石炭を一袋どさっと入れます。
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天井部分には煙突の出口と、開閉ができる明かり窓がついています。このゲルの形も熱効率がいいんでしょうね。
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ゲルの中はとても暖かいので、このとおりTシャツ一枚でOK。先日うかがったこのお宅では、炭が熾ったあとゲルの中が暑くて暑くてまるでサウナでした。

どうやらこの新しいゾーフは賛否両論で、このお宅の彼女は真っ向から反対派。石炭も食わないし煙も少ないという触れ込みで買ったそうですが、使用する石炭の量は大して変わらないとのこと。そしていったん火が熾ると、ものすごく暑くなって石炭を食ってしまい、また石炭を袋ごと足すことになると。前のゾーフは新しいのを入れたときに政府が回収して持っていってしまったそうなんですが、前のを返してほしいと言っていました。

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石炭はこのように道端のいたるところで売られています。トラックの荷台の二人のおじさんが石炭を細かくして袋に入れる作業をしていたので、一袋何キロ入っているの?と聞くと「知らない」と。一袋は一袋だよ、みんな同じだよ! と言ってました。やっぱアバウトですよね…。。お値段は一袋1300tg(80円弱)です。

で、最近知ったのですが、一つのゲルで、この石炭の袋を一日に2~3つ使うそうです。ということは一ヶ月で10万tg以上、6000円近い出費ということになります。一家の収入が30万tgくらいの家庭が多いなか、そのうちの3分の一を光熱費だけで食ってしまうとは、モンゴル人の暮らしがいかに大変か思いやられます。もちろん夏はこのお金はかからないとは言え、冬にゲルで火が絶えてしまったら命にかかわりますからね。せっかくモンゴルでたくさん取れる石炭なのに、もっと安く供給することはできないんでしょうか…。

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というわけで、命をつなぐ燃料を石炭に頼るしかないゲル地区は、いつも煙で充満しています。まさしく霧の都ウランバートル。ウランバートルの大気汚染レベルは、ロンドンスモッグが蔓延した1950年代のロンドンと同じレベルだそうな。人々の生活と密着した問題だけに、解決への道のりは果てしなく遠そうです。

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モンゴルの新年の迎え方

ここウランバートルも日本から1時間遅れで年が明けました。うちはNHK Worldが見れますので、こちら時間で6時過ぎから始まった紅白歌合戦を見て11時前には終りました。

モンゴルでは2月にある旧正月の方が盛大に祝われるので、新年を迎えるときは学校や仕事も1日休みになるくらいです。今年は、12月29日が満州独立から100年を記念して割と急に祝日になりました。なので29日が休みで、そいでほぼ惰性で(?)30日金曜日も学校はお休みで、そのまま週末の年末に突入した、という感じでした。

モンゴル人はクリスマスと新年をいっしょくたに祝ってるように見えます。12月半ばを過ぎると町中や家の中にクリスマスツリーが飾られるようになります。でもクリスマスを祝っているというより、年末&新年の飾り物という感覚でクリスマスツリーを飾っているようです。その飾りのもと、家族や友人と集まってケーキを食べたりシャンペン飲んだり花火を上げたりして、年末から年明けを過ごします。

今、家の外では花火がすごいです。窓からのぞくとあちこちで打ち上げ花火をボンボンあげています。年明けたぞーってお祝いなんでしょうね。

さて、2012年になってしまいました。2012年宇宙の旅、なんて遠い未来の話と思っていましたが、自分の人生の数直線上にフツーにあったんですねぇ…。

今年もモンゴルGanGanスローライフは続きます。どんな一年になるでしょうか。応援よろしくお願いします!

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モンゴルのトイレ事情

数日前にスフバートル広場の近くの町の中心地に、このような看板を発見しました。
WorldToiletDay
「世界トレイの日 11月19日」さらにその下には「モンゴルの人口の65.6%は、基準を満たしたトイレがない!?」と書かれています。

まあ確かにモンゴルのトイレといえば・・・
MongolianToilet3
田舎のトイレ、これはどちらかと言えば文化的な方。
もっと田舎の村へ行ったとき、その家の人にトイレはどこかと聞いたら・・・
MongolianToilet
この青い丸の中、四本の棒が立ってるんですが、囲いもなんもありません。なんと、そこがトイレでした。最初に行ったときは夜だったので真っ暗闇で、周りの様子もなんも分からなかったんですが、次の朝行ってみると、そこは村の道路のすぐ脇なのでした。ときどきオートバイに乗ったおっちゃんなんかが、ブーーンとのどかに通り過ぎて行く、その合間を縫って、ささっと用を済ませていました。

田舎へ行く長距離バスの道中ではどのように用を足すかと言いますと
MongolianToilet2
このように数時間ごとにバスが草原の真ん中で止まってくれます。そして乗客はバラバラと草原に散らばり、好き勝手に用を足すわけです。一応なんとなーく、男女がバスのこちら側とあちら側に、自然と別れて散っていくところが草原トイレの奥ゆかしさ。そして、誰かが用を足しているところを遠目に見かけたら、なんとなーく目をそらすのも、草原トイレのマナーでございます。

わたしも最初はこの田舎の草原トイレがかなりストレスでしたが、慣れてくると、どこぞの狭くて臭くて汚いトイレでするより、よっぽど気持ちがいいものです。ちなみにモンゴルの伝統服モンゴルデールは、乗馬と草原のトイレにうってつけの服だそうです。納得ですな。あと、モンゴル人は用を足した後はトイレットペーパーを使います。使ったトイレットペーパーはその辺にポイッですが。

そんなわけで、Unicefなどの世界基準を満たすトイレがあるのか?と問われれば、やはり3割4割にとどまってしまうんでしょうね。

WorldToiletDay2
最近、町の中にこのような公衆トイレが設置されるようになりました。まだ数箇所ですが、数円の使用料を払って使えます。これも、こうした外国の支援組織によるものなんでしょうか。

ちなみに“00”とゼロを二つ並べて「ノエル」と読み、これがトイレを意味します。部屋の番号が 01、02、03と振られていくので、トイレはそれ以前の部屋番号ということで 00 となったと思われ…(真偽不明)。「トイレ」とはっきり言わないための隠語のようなものかもしれません。そういえば、男性が「ちょっと馬を見に行って来るわい」といって席を立つと、それはトイレに行って来るという意味だそうな。まあこれ、モンゴル人が実際に言ってるのを聞いたことないですけど。モンゴル人も結構奥ゆかしいですね(笑)。

まあでも、ウランバートルのアパートは必ず水洗トイレですし、町の中のレストランやデパートでもしかり。トイレットペーパーは必須持参品ですが。モンゴルのトイレ事情、恐れずに足らず。

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プロフィール

UBwalker

Author:UBwalker
広告代理店勤めの東京ライフから一転、陸の孤島モンゴルにやって来て早やウン年。仕事+遊び+αのモンゴルライフで培ったウランバータリアンな情報、人脈、ネットワークを駆使し、モンゴルにまつわる様々な記事を執筆するフリーライター、そして海外ボランティアで来蒙する老若男女の方々の現地コーディネーターを務めています。
シドニー、トロントに次ぐ3カ国目の暮らす異国の街ウランバートルで、それなりにオシャレなスローライフを日々模索中。

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