ウランバートルのマルコポーロ像

ウランバートルの町の中心、スフバートル広場の隣のセントラルビルの前に、こんな像があります。
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昔学校で習った「東方見聞録」といえば、

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そう、皆さんご存知、中央アジアはシルクロードを旅したイタリアの冒険家マルコポーロ

肩には鳥がとまっているのか、なんだかナウシカに出てくる伝説の人物のようなエキゾチックないでたち。

マルコポーロは、時のモンゴル帝国のフビライハンに謁見し、さらにはペルシャのイルハーンに嫁ぐお姫様を送り届けるという使命まで仰せつかったそうな。なんともモンゴルにかかわりの深い人物ですね。

彼の「東方見聞録」には、当時の国際商業都市として発展したモンゴル帝国(元朝)の都、大都(現在の北京)の発展ぶりなども記されており、ヨーロッパ、もとい世界にモンゴル帝国を紹介した人物ともいえます。あ、ということは、この像で彼が左手に持っているのはその「東方見聞録」ということなんでしょうか。

このマルコポーロ像は、奇しくも道向こうのモンゴル外務省と対峙するように建てられております。
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(モンゴル外務省)

世界にモンゴルを紹介した人物として、約800年の時を経てその功績が買われ、彼の像がここウランバートルに建立されたのだ、というような説明が、先日飛行機の中で読んだ「ТОЙМ誌」に解説されていました。

言ってみればマルコポーロは、ある意味モンゴル外交官の先駆けなのかもしれません。外国人でも能力がある人を積極的に重職に起用したというフビライハンの時代であれば、それもまたつじつまが合います。

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シルクロードやマルコポーロに、異国のロマンや旅の憧れを感じていた若かりしころがありました。この像を見るたびに、今、自分が日本から遠く離れた、奥深い中央アジアの町に住んでいるんだと思うと、ちょっぴりロマンを感じますね。


ちなみに、ウランバートルにはかなりの数の銅像があります。ある人物が銅像のモデルとなるのにその人物が死去してから50年以上だったか、ちょっと忘れましたが、結構細かい規定が色々あるそうな。

このマルコポーロの銅像は、約60万円を拠出して、つい最近お目見えしましたが、逆に、最近姿を消した銅像もあります。

それはこちら。
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マルコポーロ像からほんの100メートルほど、ウランバートルホテルの前に威風堂々と立っていた「レーニン像」は数ヶ月前に突然撤去され、レーニンの名を刻んだ台座だけが虚しく残されています。(以前のレーニン像はコチラの記事で写真が見れます)

時代の趨勢と今のモンゴル人の世論を映す、なんとも感慨深い対照的な二つの銅像です。

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UBwalker

Author:UBwalker
広告代理店勤めの東京ライフから一転、陸の孤島モンゴルにやって来て早やウン年。仕事+遊び+αのモンゴルライフで培ったウランバータリアンな情報、人脈、ネットワークを駆使し、モンゴルにまつわる様々な記事を執筆するフリーライター、そして海外ボランティアで来蒙する老若男女の方々の現地コーディネーターを務めています。
シドニー、トロントに次ぐ3カ国目の暮らす異国の街ウランバートルで、それなりにオシャレなスローライフを日々模索中。

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