ウランバートルで歯医者
さて先日、相方の歯の詰め物がポロっといってしまいました。日本に帰るまでがまんするか~なんて言ってましたが、やはりそういう訳にもいかず。いい歯医者ないかなーと何人かに聞いて回っていたところ、あるモンゴル人が「日本語が話せる歯医者がいるシテ!」(注:正確には(шүү дээ)シューデーだが限りなくシテに聞こえる)とは、語気を強める文末の助詞(?)で「~でしょ!」とか「~だよ!」といった意味合いで日常会話で多用される。このように日本語にも使えます。)
で、教えてもらったその歯医者に行ってみました。
13番の交差点から少し入ったところにあります。なんだか無駄にだだっ広い敷地です。中に入ると、国立病院的な簡素な待合室に、たくさんの人が待っていました。日本語を話す先生がいると聞いたんですが…というと、ちゃんとその先生に診てもらうことができました。
「取れた詰め物はある?」と聞くので、あるというと、「じゃあ日本のは質がいいから、それを使いましょ」と言って、ちょっと削ってからまたそれを詰めてくれたそうな。うーん、そんなもんなのか・・・?
でも10000tg(650円)くらいで済んだし、よくわからないもの入れられるよりは良かったかも。一ヶ月ほどたった今も問題ないので、結果オーライって感じです。
そんなことがあってから、町を歩くときにやたら歯医者が目につくようになって。そしたらもう一軒、診察はしてもらってないんですが、ちょっと素敵な歯医者を見つけました。
「PRECIDENT DENTAL CLINIC」という名前で、バクシンデードの川のそばにあります。写真は撮れなかったのでパンフレットだけ。待合室も治療室も、ビビッドな黄緑を基調とし、おしゃれで明るく清潔で、日本の街中の歯医者さんにも負けない洗練された雰囲気。
聞くとやはり日本で学んできた歯医者さんだと。しかも松風という日本の会社の歯科材料や機材を使っているそうです。日本語は通じず英語はOKとのこと。歯石クリーニングについて尋ねると、初診料の5000tgと合わせて4万tgだそうです。治療と料金の一覧表が置いてあって明瞭会計でした。
普通の歯医者さんよりちょっと割高かもしれませんが、ワールドスタンダードな治療が受けられそうです。
実はモンゴル、日本で勉強して来たという歯科医が意外に多いみたいです。こういうのも親日国ならではで、なんとなくホッとしますね。こういう歯医者さん増えてくれるといいなー。
上記、青マルが、最初にご紹介したエルデム・デント(TEL458847)。
エンフタイワン沿いのアノージンホテルというホテルから小道を北に登ったところにあります。
赤マルがPRECIDENT DENTAL CLINIC(TEL70112600)で、第一産婦人科病院の隣、川沿いの58番という高層マンションの裏側の1階にあります。
私は何が嫌いって歯医者が一番嫌いですが、いざとなったら駆け込むしかないですもんね。自分用の覚え書きとしても上げておきます。
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