ウランバートルの町を歩くと、かなりたくさんの銅像があることに気づきます。社会主義時代の遺産とも言える時の政治家や功労者、さらには遊牧民族独特の視点でとらえた躍動感あふれる馬の銅像など、なかなか見ごたえがあるものばかりです。今まで撮り溜めた私のコレクションをここで一挙公開いたしましょう。

こちらはエンフタイワン通りのセントラルビルの敷地内にある、暴れ馬を乗りこなす少年。躍動感あふれる作品です。

こちらも、暴れ馬の耳をつかんで制する少年をモチーフにした力作。サンサルのトンネル上に、割りと最近お目見えしました。

馬の荒々しい息遣いやいななきが、今にも聞こえてきそうです。

これぞザ・モンゴル、とでも言えそうな時の独裁者チョイバルサン。モンゴル国立大学を背に威風堂々とした風格。泣く子も黙ります。

こちはモンゴル国立図書館を背に立つ・・・文学者?でしょうか。とても深みのある風景を醸しています。

ウランバートルホテル前に、かつてはあったが今は亡きレーニン像も記念に載せておきましょう。

そして、以前も書きました私のお気に入りマルコポーロ。詳しくは「
ウランバートルのマルコポーロ像」をご参照ください。

こちらも以前「
ビートルズのオブジェに込められたメッセージ」でご紹介しましたオブジェ。

オブジェといえばもう一つ、民族歴史博物館前のこちら。右側に英語で「No to death penalty」左側にはモンゴル語で「死刑のないモンゴル国」と書かれています。

最近リニューアルオープンしたピースタワーの前にお披露目した銅像。いかにもな感じでモンゴルらしさはありませんが、一応載せておきます。

こちらは、軍人の像のたもとに集まる軍隊の様子。去年の「軍人の日」にたまたま出くわしたときのショットです。

チンギスハーン時代の軍隊みたいな格好に見えますが。こちらの通りは「
ウランバートルお花見ストリート」としてご紹介した道です。

さて、もう一つ私の印象に残るモンゴルの銅像といえば、ダルハンにあるこちらの像。疾走する馬上で馬頭琴を奏でる翁。なんとも詩歌的、絵画的な芸術作品です。

もう少し引いてみると、下から子馬たちが見上げている演出もかわいらしい。

さて、やはり最後にこれを載せないわけにはいきませんね。ウランバートルから小1時間車を走らせた場所にあるチンギスハーン像。

これがどれだけ巨大か、お分かりいただけますね。モンゴル人たちのチンギスハーンへの誇りと熱い思いが、この像の大きさに表れているのでしょうか。
というわけで、なかなか見ごたえのある銅像がたくさんあるモンゴル。是非、町中の銅像やオブジェにも目を留めて、無料のモンゴルアートを鑑賞してみてください。
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