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カルコルムの遺跡「ハルバルガス」

滞在していた遊牧民宅からさほど遠くないところに、遺跡があるというので連れて行ってもらいました。
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チンギスハン時代より前の8世紀から9世紀にかけて、ウィグルの都城が置かれた場所だそうな。ガイドをしてくれたおしゃれな遊牧民のおじさん。

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この遺跡にはドイツの調査隊などが入っているそうです。おじさんがこの遺跡の全様図を見せてくれました。見晴のよい草原に守りを固めた都があったんですね。

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ぐるり見渡す限り雄大な風景をパノラマモードで撮影してみました。

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城の外にごろんと放置されているこの石は、竜の彫刻像の一部で、縦書きの文字が記されているとのこと。

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民族興亡の痕跡を残す草原も、今はただ風が吹きすさぶだけ。ここでどんな歴史ドラマが繰り広げられたのでしょうか。何とも感慨深い風景です。

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大草原の小さな家でのワイルドな暮らし

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大草原の小さな家。この家は電気も太陽光のバッテリーのみ。携帯電話を充電するのも昼間に限られます。ためておいた電気で夜に小さなあかりをともしたり、テレビを見ることはできていました。

それに加えてこのお宅にはトイレがないのでした。家の囲いを出て見渡す限りの大平原、どこでもOK!とのこと。どこでも良いと言われると、それもなかなか難しいもので。特に馬乳酒を飲んだ後、おなかがピーとなったときに、走っていける決まった場所があるほうがよっぽど助かるのですが…。大草原の生活はなかなかワイルドです。

さて、乳製品づくりに大忙しのお母さんの話をしましたが、お父さんだって少しは働きます(笑)。今回訪ねたお宅のお父さんはなんと76歳。モンゴル人の平均から見るとかなり長寿ですが、シャキシャキしています。家畜の大半は息子たちに譲って、悠々自適な隠居生活を送っています。
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家のすぐ裏を流れる川辺で私たちが休んでいると

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遠くから家畜の大群がやってきました。

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見ると、お父さんがもう一人の男性と二人で、家畜の群れを川辺に集めているのでした。

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私たちも加勢して家畜をぎゅうぎゅうに集めました。圧巻ですね。

すると、馬上から家畜を品定めしていたお父さんが、もう一人の男性に「あの羊を捕まえろ!」と叫びました。狙われた羊は逃げ回り、群れは一時騒然となりましたが、ほどなく男性に取り押さえられました。
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捕まえた羊を2人がかりで馬上のお父さんに渡します。羊は諦めが早く、もうされるがままです。

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羊を抱えたまま、お父さんは馬で家の方へ去っていきました。
なるほど、羊を選んで捕まえるために、家畜の群れを川辺に追い込んだわけです。
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用事が済んだ家畜たちは、また何事もなかったかのように草原に戻り、草を食んでいます。

捕まった羊はと言えば…
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こうなって
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こうなりました。
こうやって家畜の命をいただいて、私たちは生きているんですね。

羊をつぶすとお母さんはまた大忙しです。内臓を取り出してきれいに洗い、大鍋でぐらぐらと煮ます。まずはその臓物のスープをいただきます。もちろん、かなりワイルドな肉食系スープです。
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これは心臓、こっちは肝臓、と説明しながら切り分けてくれました。夕刻、近所の牧民たちが集まってきて、この臓物をみんなで食べていました。
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次の日、お母さんがそのお肉でボーズを作ってくれました。やっぱり新鮮なお肉はおいしい!!

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天井から肉をつるして乾燥させ、干し肉を作ったりもします。

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そんな風に日が暮れた後、今日は星空がさぞきれいだろと思いきや

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真ん丸の大きな大きな月が草原に顔を出しました。夜になって空へ高く上るほどに、さんさんと光を放っています。星はほとんど見えませんでした。後で聞いたところ、この日は「スーパームーン」と呼ばれ、一年で月が最も地球に接近する日だったそうな。

草原を白くうつし出しながら、夜空を我が物顔に君臨する月の女王。月光に照らされた草原もまた神秘的で、忘れられない月夜となりました。

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田舎の手作りツァガンイデー(乳製品)

遊牧民の朝は早い。
と思いきや、意外とみなさん宵っ張りで、到着翌日に私が朝の8時半過ぎに目を覚ましたときは、お母さん以外はみなまだ寝床でゴロゴロ。

でもお母さんの朝は早いです。その時間には牛の乳しぼりがほぼ終わるころでした。
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毎朝、牝牛からこうして乳を搾ります。子牛にしばらく飲ませて乳の出が良くなったら力づくで引き離して、お乳を頂戴するという寸法。

さあ、ここからモンゴルの大自然の恵み、ツァガンイデー(白い食べ物)と呼ばれる乳製品づくりの始まりです。
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搾りたての牛乳を大鍋で沸かして放置しておくと、表面にできる油脂の膜がウルム。

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左端のはだいぶウルムができています。右の大きな樽はヨーグルト。お母さんの台所であるこの小さな小屋が、まるで乳製品工場のようです。

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アーロールの上に乗っかっている白いクリーム状のものがウルム。田舎のウルムは本当においしくってつい食べ過ぎてしまいますが、胃もたれすることもありません。パンにつけたり、お茶に入れて飲んだりします。

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これはヨーグルトを水切りしているところ。田舎の家のあちこちでこの風景を見かけます。下の板にも挟まっています。このヨーグルトを水切りしたものがアールツ。アールツは冬によく飲む栄養ドリンクであることは以前ご紹介しましたね。

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お母さん、水切りが済んだアールツに砂糖をまぜまぜ。

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それを丸くまとめて、上から糸で薄くスライスしていきます。

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これ、何かわかりますか?この白いものを乾かすと、モンゴル人はみんな大好き、かたーいチーズ、アーロールが出来上がります。でも作り立てのアーロールはほろっと崩れるくらい柔らかくて、おいしいです。

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これは田舎の燃料、乾いた牛の糞でアルガルと呼ばれます。草原のあちこちに落ちているこれを拾ってきて、ストーブの中に入れて薪替わりに燃やすのです。すっかり乾燥したアルガルは、土や草の香りがして、まったく臭くありません。いい香りです。このアルガルの香りが乳製品にもうつり、ふんわりと草原の風味が加わってまた格別です。

さて、モンゴルの夏の乳製品といえば馬乳酒(アイラグ)抜きでは語れません。今回は、とても興味深いものを見ることができました。
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これはあるお宅にあった、馬乳酒を作るための牛の皮袋です。もともとはこういう皮袋で作られていたそうですが、最近ではプラスチック容器などが主流で、皮袋で馬乳酒を作る人は少なくなっています。この皮袋に馬乳と酵母を入れて、一日に1000回、2000回と家族みんなでかき回すそうです。ここの馬乳酒が今まで頂いた馬乳酒の中で一番おいしかったのは言うまでもありません。

家の主は、大きな器に馬乳酒をなみなみと注ぎいれ、客人に差し出します。受け取った人はそこから好きなだけ飲み、飲みきれなければ残したまま器を返します。すると主はまたその器になみなみと馬乳酒を注ぎ、次の客人に渡します。こうしてみんなが一つの器で回し飲みをするのが田舎の流儀。
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テーブル奥の青い陶器の中は馬乳酒。白くて丸いのがアーロール、手前はウルム。家庭によって乳製品の味が少しづつ違います。

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緑の草原で白いツァガンイデーをたっぷり食べて、人も家畜もすくすく育ちます。小さいころから馬乳酒を飲み、アーロールをかじって育った子供たちは、背が高く手足が長く、髪の毛も洗っていなくてもつやつやです。

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アルハンガイへ遊牧民を訪ねる旅

モンゴル人の友人に誘われて、アルハンガイに住む遊牧民の家庭を訪ねてきました。

アルハンガイ県はモンゴルで最も美しいといわれる場所の一つです。緑に輝く広大な草原、雄大な景色、豊かな大地。そして、モンゴルの草原で自由自在にたくましく生きるマルチン(家畜を飼う人)の生活を垣間見、体験することもできました。

旅の細かい話はまた次回にして、今回は、そんな雄大な大自然から、ほんの少し切り取ってきたアルハンガイの美しい風景をお楽しみください。

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モンゴルのギョウジャニンニク

6月から7月にかけて市場に出回るこの野菜。
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根元にほんのり赤みがあります。これはまさしく「ギョウジャニンニク」、北海道の人にはなじみがあるかもしれません。お店の人が言うにはモンゴルでとれたものだと。

新鮮野菜が少ないモンゴル、野菜のほとんどは中国からのものですが、夏場になるときゅうりやトマト、葉物野菜の中にも「モンゴル産」が出回ります。モンゴル産の野菜のほうが概して高めですが、売り手も「これはモンゴル産よ!」と誇らしげに言うので、つい買う気になってしまいます。

ギョウジャニンニク、どうやって食べるかと言いますと、さっと炒めて卵とじにしたり、豚肉の巻き焼きにしてみたり。なかなかグッドでした。

モンゴル人の家庭に遊びにいったとき、このギョウジャニンニクを細かく刻んで瓶詰めにしてありました。聞くと塩漬けにしてあるそうで、長く保存ができるし、お肉やジャガイモといっしょに食べるととっても美味。

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早速うちでも塩漬けギョウジャニンニクを作りました。塩はもちろんモンゴル岩塩です。みじん切りにして塩もみしてビン詰めに。炒め物の中に入れたり、お肉のつけ合わせにしたり、今も食卓で活躍しています。

モンゴル産のギョウジャニンニクが買えるのはほんの一ヶ月くらい。夏の自然の恵みをぎゅうっとビンに詰めて、少しでも長く楽しみたいものです。

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プロフィール

UBwalker

Author:UBwalker
広告代理店勤めの東京ライフから一転、陸の孤島モンゴルにやって来て早やウン年。仕事+遊び+αのモンゴルライフで培ったウランバータリアンな情報、人脈、ネットワークを駆使し、モンゴルにまつわる様々な記事を執筆するフリーライター、そして海外ボランティアで来蒙する老若男女の方々の現地コーディネーターを務めています。
シドニー、トロントに次ぐ3カ国目の暮らす異国の街ウランバートルで、それなりにオシャレなスローライフを日々模索中。

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