4月のはじめにチョイバルサンへ行ってきました。ウランバートルから東へ約600キロ。人口4万人ほどの町です。チョイバルサンへはバスで大地をひた走ること14~15時間。でも真ん中のヘンティまで舗装道路があるので、割と楽です。チョイバルサンへは何度か行っているのですが、今回のバスを見てびっくり。

いつの間にか、こんな大型バスにグレードアップされていました。

ついこの間まで、こんなロシア製の古い小さなバスだったんです。このロシア製のバスは、未舗装の土の大地を走るときに威力を発揮します。もちろん乗り心地は良いとは言えませんが、モンゴルならではの旅情のある乗り物でした。今は、もうこの小さいバスはないんだそうな。モンゴルもどんどん変わっていきます。
切符は片道3万1500tg、約1800円。朝の8時過ぎにウランバートルを出発して、チョイバルサン到着は夜10時過ぎ。途中、2回ほど食事のためゴアンズに寄ります。トイレタイムは乗客からの要望に応じて随時。

こんな観光バスみたいのが、荒野の大地を走るというのも、なんか不似合いな感じがしますが、大型で乗り心地も良く、さほど疲れませんでした。でこぼこの土道はかなーり速度を落としてノロノロ運転でしたが。
さて、チョイバルサンの町をご紹介しましょう。
これは町の中心にある“若者”広場。人っ子一人…あ、見えますね。

そして、中央図書館。

こちらはザハ(市場)です。

ザハでりんごやみかんを買ったのですが、ウランバートルのものより概して新鮮でおいしかったです。聞くところによると、チョイバルサンには東に国境を越えた中国のハルピンから品物がやってくるとのこと。どうりで果物が新鮮なはずです。

こんな大きなノミンデパートもあって、品揃えはウランバートルにひけを取らないどころか、ウランバートルより安いんでない?というものもチラホラ。

町の中華料理屋では、なかなかおいしい中華が食べられます。みんなで分けて大満足。チョイバルサンはウランバートルに比べたらまだまだ家賃も安いし、のんびりしていて住みやすそうです。

町のはずれを流れるヘルレン川。氷がとけたばかりでした。
帰り道の草原で出会った、ヤギの親子。子ヤギはまだ生まれたてで地面にへばっていましたが、この後すぐ立ち上がりました。



草原が緑に色づくのもあと少し。人も家畜もそれを心待ちにしています。
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