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“おしゃれな人は春に死ぬ”

Ганган хүний үхэл хавар намар”  
―おしゃれな人が死ぬのは春か秋

3月になってようやく春が来たかと思いきや、吹く風が頭蓋骨に刺さりそうなほどに冷たく感じられる今日この頃。

普通はツァガンサルまでが寒くて、それが終わると春が来ると言いますが、今年の冬は「ユス」と呼ばれる12月末から2月半ばまでの極寒の季節にあまり寒くなく、ツァガンサルの頃にドッカーンと寒波が来て、ビシーーッと冷え込みました。3月になって太陽の光がぐんぐん力強くなって陽もギュンギュン伸びていて、春が来た~と思って薄着で外出すると、とっても寒い思いをして大風邪を引いてしまったりという惨事に合うのもこの頃です。

おしゃれな人は季節を先取りで薄着したり、帽子をかぶらないとかコートもわざわざ前を開けて着たりとか、春のファッションを楽しんでいると、体を冷やして大病して命取りになるぞという警告の意味がこもったことわざだそうな。モンゴルの方々、ホントおしゃれに命かけてますからね。

みなさんもくれぐれもお気を付けください。

で、あまり関係ないですが、なぜかふと思い出された西行の句をひとつ。

「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ」

日本では、満開の桜の季節まであともう少し、ですね。いいなーー。

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女が頭を丸める理由―モンゴル編

人気アイドルの坊主刈りに端を発して、女性がバリカンで頭を丸めるシーンをテレビCMとして放映している引越会社に問い合わせが殺到したり、理由はともあれ、女性が頭を丸めるということに、日本列島全体で物議がかもされているようで。

丸刈りは、謝罪という意味合いから、仏教における解脱、そして軍隊や刑務所のスパルタイメージ、さらには武士道、スポーツ道、はたまた甲子園球児はなぜ丸刈りでないといけないのか?という素朴な疑問に至るまで、実にいろいろなものを包含する奥深い行為のようです。

さて、ここモンゴルでは女性が「頭を丸める」ことはもう少し一般的に行われています。子供がしている場合が多いですが(男の子も女の子も)、大人の女性もときどきしています。大人の場合、冬は寒いから暖かいときにやるという人が多いみたいですが。

それは、上に書いたようなコ難しい理由ではなく、頭を丸めると次に生えてくる髪の毛が濃く美しくなるからという飽くなき美への追求です。

モンゴル人の男の子が2歳だか3歳になったとき、生まれてそれまでずっと伸ばしていた髪の毛を切って頭を丸める断髪式のようなお祭りをする習慣がモンゴルにはあります。それとはまた別に、学校に上がる前くらいの年頃の女の子も、丸刈りにしてつるつるの頭にかわいらしいヘアバンドや大きなリボンをしてたりします。そうすると、強くて美しい髪が生えてくるんだとのこと。ホントだろうか・・・?

私のクラスの女の子も、8年生で13歳くらいですが、ある日ばっさり丸刈りにしてきて、しばらくバンダナを巻いたり帽子やかつらをかぶったりしていました。でも周りからすごい奇異の目で見られるとか、本人も恥ずかしくていたたまれない、といった感じはまったくないです。クラスの男の子たちがかつらを代わる代わるかぶってふざけたりもしてましたが、彼女もいっしょになって笑ってましたね。(最後のほうでは、もぅいいかげんにシロ!!モードになってましたが)

大人の女性でもときどきいきなり丸刈りになっているときがあります。引越し会社のCMの女性もそうですけど、それはそれで、なかなかかわいいというか、カッコ美しいです。(もともときれいな人であるという前提条件があるんでしょうけど)

で、もしもその美容効果が本当であるなら、わたしもモンゴルにいる間に一度チャレンジしたいなあと密かに思ってるんですが、どうでしょうかね。もともと髪がネコッ毛でぺっしゃんこで薄いので、一度頭を丸めて濃くて黒々した髪に生まれ変わりたいな~~なんて。日本だとかなり衝撃的かもしれませんが、モンゴルだったらその衝撃の3割程度でいけるんじゃないかと。

わたしがある日、頭にバンダナを巻いて現れたら、何も聞かずに笑って「サンバイノー」と声をかけてくださいね。

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一年で最も寒い2回目の9日間の始まり

12月22日の冬至から始まって9日間を9回数えて春がくる、というモンゴルの「ユス」という言い習わしについて先日書きました。

18日の今日から4番目のユスに突入したことになります。聞いたところによると3番目だけでなく4番目のユスも、一年で最も寒い期間ということだそうです。

各ユスごとの寒さの度合いの言い習わしについて、要確認事項を修正いたしましたので、ここにご報告します。

最初のユス:普通の酒が凍る
2番目のユス:強い酒が凍る
3番目のユス:3歳の牛の角が凍る
4番目のユス:4歳の牛の角が凍る
5番目のユス:外に置いた米が凍らない→つまり少し暖かくなり始めるということらしい。
6番目のユス:道の氷が溶けてくる
7番目のユス:山の氷が溶けて山が茶色になる
8番目のユス:太陽が黄色になる →太陽の光が強くなってくる、という意味だそうな。
9番目のユス:普通に暖かくなる

というわけで、今は4歳の牛の角も凍るほど寒い「4番目のユス」でございます。日中の気温は-20~-25度あたり、夜は-30度を下回りますが、ウワサされていた-40とか-50とかにはなっていません。(すいません、今ネットの気温見たら、夜中は-40度くらいになってるみたいですね)昔はウランバートルでもフツーにそれくらいまで冷え込んでいたそうですが、今はやはり地球温暖化の影響なんでしょうか、昔ほどは寒くないそうです。田舎のほうはもうちょっと寒いんでしょうけどね。

家の中はとにかく汗をかくほど暖かいので、外気との寒暖差が体にこたえるような気もしますが、日本のあの寒い住宅事情からよく小風邪を引いていたことを思えば、その点ではこちらの方が快適です。

冬至からもうすぐ一ヶ月。もうすでに日が長くなりつつあるのが感じられる今日この頃です。

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一年で最も寒い9日間の始まり

モンゴルには、12月22日の冬至から9日づつを9回数えると暖かくなる、という言い習わしがあります。9という数字はモンゴル語で「ユス」と言うので、この9日間のこともユスと呼ばれています。最初のユスは12月22日から30日まで、2番目のユスが31日から1月8日まで、3番目のユスは1月9日から15日まで、と9日間づつ数えていくと最後の9番目のユスは3月1日まで、となります。

そして各ユスごとに寒さの度合いの言い習わしがあります。

最初のユス:普通の酒が凍る
2番目のユス:強い酒が凍る
3番目のユス:3歳の牛の角が凍る
4番目のユス:4歳の牛の角が凍る
5番目のユス:炊いたご飯が固まらない(?←要確認)
6番目のユス:道の氷が溶けてくる
7番目のユス:山の氷が溶けて山が茶色になる
8番目のユス:太陽が黄色になる
9番目のユス:暖かくなる

そして、最も寒くなるのは3番目のユスだそうです。1月9日の今日からこの3番目のユスが始まりました。この言い習わしにたがえず今日はバシッと寒い一日でした。幸いあまり遠出はしなかったのですが、職場の行きかえりに10分ほど外を歩いただけで、顔が凍てついてきて鼻が危ない感じになりました。(←鼻が凍傷になりそう、という意味)

いよいよ人や家畜の生命を危ぶむ極寒ウィークの到来。実際モンゴルでは、毎年冬の寒さで家畜が死に、生き残った強い家畜のみが春に次の世代を残す、という厳しい自然の掟があります。寒さがあまりに厳しいと多くの家畜が死んでしまうので遊牧民にとっては死活問題。毎年この冬がどれくらい寒くなるのか、モンゴル人みんなの口に上る話題の一つです。

日本でも冬至、大寒、立春、といった昔ながらの季節の呼び名がありますもんね。3番目のユスはこの二十四節気で言う「小寒」つまり「寒の入り」といったところでしょうか。

九つのユスを数えて春を待つ。
極寒の冬を生きるモンゴル人たちの春待ち数え詩。

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プロフィール

UBwalker

Author:UBwalker
広告代理店勤めの東京ライフから一転、陸の孤島モンゴルにやって来て早やウン年。仕事+遊び+αのモンゴルライフで培ったウランバータリアンな情報、人脈、ネットワークを駆使し、モンゴルにまつわる様々な記事を執筆するフリーライター、そして海外ボランティアで来蒙する老若男女の方々の現地コーディネーターを務めています。
シドニー、トロントに次ぐ3カ国目の暮らす異国の街ウランバートルで、それなりにオシャレなスローライフを日々模索中。

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